十五夜お月さん

葉物野菜が高いですよね。8月から9月初めの長雨日照不足の影響で、店先で手にするのをためらうこともあるくらいです。

食べなければ生きていけませんので、収穫ってたいせつです。今でも少しの気まぐれ天気で影響があるんだぁ。昔だったら大ごとです。古来から豊作を願った行事は多いですが、十五夜もそんな故事に由来があります。陰暦で農事を決めていたと聞きました。月と密接な関係があったのでしょう。

昨日は、十五夜でした。夜半に雲が晴れた横浜の空には、大きな満月の神秘的な光に飲み込まれそうな園長でした。思い通りにならない自然には、いつも祈りや感謝を学びます。

子ども達にもこんな気持ちを伝えたいとおもいまして、幼かったころ祖母が縁側に飾っていた姿を思い出しながら、園庭の隅にあるススキとヒガンバナをお月さまに見えるように飾りました。