67回　「幼児の生活と表現展」を終えて

夕日が沈み、夜の帳が下りる静かな幼稚園。教職員で展示の準備をしたのが、ずーっと前に感じるのは疲れのせいでしょうか？

今日　「必ず開催してくれると思っていましたよ」といくつかお言葉をいただきましたが、本当は、自信もなくて、感染の情報に右往左往していた園長だけにホッとしているのが本音です。

　これままでも、たくさんの保護者のみなさまからお言葉をいただきました。そんな「お言葉」には、葉っぱがあるんですね。やがて素敵な花が開き、かならず実をつけてきた気がします。

「ご家庭と一緒に子ども達のために」という園の方針は変わりませんが、子ども達と泥んこになってサッカーをしていた駆け出しのころの自分はどれほど深く理解していたのだろうか？と考えると自分も少しは成長したようです。

どんなことでも最初は、うまく行きませんがコツは「失敗上等」と気にかけてくださった方へ精一杯応える姿勢でこれからもあゆみ幼稚園の教育について、真剣に考え続け、子ども達を理解する応援者と一人でも多く出会いたい気持ちです。

　サッカーをしていた頃と比べたくありませんが、コロナマスクのせいでいっそうポンコツにはなった気はしますが、まだまだゴールは彼方にありそうです。今後とも保護者のみなさまから頂戴するお言葉を確実に実らせるために何があっても弱音を吐かず教職員と力をあわせて頑張ります。

3学期は、早くも中頃。引き続きみなさまのご支援やご協力を代表してお願い申し上げます。

末筆ながら、このような困難な状況の中で多くの方にご観覧いただきました事に心から感謝申しあげます。ありがとうございました。

あゆみ幼稚園　園長　松村壮一郎　教職員一同